デルタが直面する危機

11月 16th, 2009 by
長江、珠江と黄河デルタは、すべて中国の最も物が豊富で人口が多い経済特区である。しかし、これらの所は意外にも全世界「最も危険な場所」である。アメリカ・コロラド大学のある研究報告書によると、全世界33の人口が密集している大規模のデルタ中、3分の2が「地盤沈下、海面上昇」の2重の脅しに直面して、その中、中国の長江デルタ、珠江デルタと黄河デルタは、すでにこの危機掲示板の最も危険なレベルに上り、きわめて深刻な洪水の脅しに直面していると示した。
コロラド大学の研究成果は、世界各地のデルタの衛星写真について分析を行った後に出た結論である。研究者は各デルタが受ける脅しの程度によって5つの等級を分けた。長江、珠江と黄河デルタの面積はおよそ16万平方キロメートル、人口は1億人近く、ここは中国最も人口が密集している地区だけではなくて、同時に中国伝統の水産物や米の生産基地で、土地が豊かで、近代的な経済も最も発達している地区である。しかし、この三大デルタの地帯は未来に多くの洪水侵害に遭うかもしれない。この3大デルタの地面沈下問題は深刻である。データによって、地面は1ミリメートルを沈下すると、その都市は2億人民元の損失を被る。沈下のレベルはどんなランクにあるかに関わらず、人類の頻繁な活動によって、地面沈下はすでに事実になった。また、近い20年内に内陸の地面沈下は広がる勢いがある。上海から長江デルタ、珠江デルタ、北京・天津・塘沽と華北などの広大な地区まで広がって、95の都市は地面沈下の脅しを受けるかもしれない。2003年まで、北京はすでに5つの地区の地面を沈下して、累計沈下高さが50ミリメートルを上回る地区の面積はすでに2,815平方キロメートルに達して、最大沈下高さは722ミリメートルで、そしてその勢いは加速している。上海は1921年の地面沈下が発生してから、今なお沈下が続いていて、沈下面積は1,000平方キロメートルに達して、前世紀60年代以来、もたらした経済損失は2,800億元に達した。
危機を対処するために、専門家は地下水の開発を禁じるようと呼びかけた。各地は地下水採掘への制御を通じて、地下水位を調整して、地下水を回流させるなどの方法で地面沈下を防ぐ。上海を例にして、現在毎年地面は約7ミリメートルを沈下する。現段階の目標は、2010年以降に毎年5ミリメートルまでコントロールする。
中国のこの3つの大きいデルタ以外、過去10年間に、全世界の33の大規模なデルタ地区の85%は深刻な洪水被害を受けて、26万平方キロメートルの土地が浸られた。もし海面は現在予測したスピードで上昇を続けるならば、今世紀内で浸水される地面の総面積は50%増加するかもしれない。

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